乾癬
乾癬とは皮膚にカサカサや厚いかさぶたを伴う紅斑を生じる皮膚疾患です。爪にも変形や肥厚などの症状が見られることがあります。重症化すると全身に及ぶこともあり、乾癬性関節炎と呼ばれる関節症状が見られることがあります。近年、メタボリックシンドロームとの関連が知られるようになり、皮膚だけでなく全身性の疾患と考えられています。当院では主にステロイド外用剤と活性型ビタミンD3の混合外用剤を用いて治療を行っています。10年以上前から全身療法として生物学的製剤の治療が可能となっており、重症化した場合や関節症状が見られる患者様は、近隣の基幹病院へご紹介して治療を依頼いたします。